「配達が遅い」とピザ配達人を殺害

メキシコで、宅配ピザの配達が40分遅れたことに激怒した注文客が配達人を殺害する事件が起きた。トラスカラ(Tlaxcala)州検察当局が11日、明らかにした。

事件があったのは首都メキシコ市(Mexico City)から東に140キロにあるテトラ(Tetla)。殺されたピザ配達人の男性は6日夜、配達に行くといってピザ店を出たのを最後に行方が分からなくなっていた。

警察は8日、手をしばられ目隠しされた状態の男性の遺体と宅配バイクを発見。ピザを注文した男(22)に事情を聞こうとしたところ、男は警官を殴った後 で犯行を認めた。供述によると男は配達人の男性を殴り、ガールフレンドと結託して5時間にわたって監禁。その後、男性が逃げようとしたため刃物でめった刺 しにして殺害し、遺体を隣の空き地に遺棄したとみられる

上記の記事を読んで恐ろしくなった。配達が遅いというだけで殺害された。勿論この記事だけでは詳細は一切分からない。もしかしたら配達人もふてぶてしい態度をとったのかもしれない。もしかしたら配達人も、異常なまでに遅れたのかもしれない。でも、でも殺す事はないと思うのだ。そもそも5時間も監禁する意図はなんだったのだろうか?自分達のやっていることがそこまで見えなかったのだろうか?三人寄れば文殊の知恵というが2人いて両者とも納得してやったのか?理解に非常に苦しむのは私だけだろうか。

聖書には終わりの時代のことが書かれている。

マタイ24章12節には「また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。」とある。日本語では不法とあるが英語ではiniquity やwickednessという言葉を使っている。訳せば邪悪、不正、不道徳などの意味がある。聖書では終わりの時代には邪悪が増加する、その結果人の愛が冷えると言っているのだ。愛が冷えるとは興味深い表現である。愛が冷えるという表現の解釈は様々にあるが残酷な事件も増えるだろうし人が周りに関心を示す事も少なくなるのではないかと思う。

これからも世界はどんどん変化していくだろう。その中でいわゆる「進歩」していく中で大切なものがどんどん失われていくのではないだろうか?画面と向き合う時間が長くなり、体を使うことが少なくなり、人と人との繋がりも不自然になっていくだろう。その延長線上にあるのが「愛が冷える」ということなのではないだろうか?

愛が冷え切った世界に神という愛そのもの(1ヨハネ4:8)が戻ってくる。それがまさにキリストの再臨なのかもしれない、冷え切った愛を元の暖かい愛に戻すために。